玉川大学経営学部レストラン・マネジメント講座で菊池主席研究員が講義を行ないました。

2012/07/09

玉川大学経営学部では、毎年春と秋に「江頭ホスピタリティ事業振興財団寄附講座」が実施されており、今年度もレストラン・マネジメント講座として、外部からの講師を招いて授業が行なわれています。

6月25日には「和の食文化とおもてなし」と題して、(財)日本ホテル教育センター主席研究員の菊池かをるが講義を行ないました。当日の講義では日本人の食事の特色について、年中行事などから見る日本人と自然とのかかわりなどから、和食が伝えるものについて考えてもらいました。

以下は当日受講された学生からの感想の一部です。

・普段身近にある和食というものが、とても奥が深くて感動しました。

・日本のことをぜんぜん知らないということを思い知らされ、世界を知る前に日本について自信を持って話せるように、日本のことを知る必要があると感じました。

・これを機に日本の文化の歴史を学びたいと興味を持ちました。日本に生まれたことを誇りに思い、自分の子供たちの世代にもきちんと伝えられる大人になりたいと思いました。

・日本人として知っていなければならないことが沢山あり、それを知らなかった自分をとても恥ずかしく思い、これから多くの日本の文化などを改めて学んでいこうと感じました。現在コンビニやスーパー等で好きなときに好きなものが食べられるように売っていたりしますが、それは便利なようで、季節の料理を味わう機会を失ってしまっているという悪い点もあるのだと考えさせられました。

・今までずっと節分やお正月などの日本独特の行事を何気なく行なったり、お祝いしたりしてきました。しかしどの行事にも伝統というものがしっかりあり、日本食ともとても深い関係があるということを知りました。海外の食文化が定着しつつあるこの時代だからこそ、私たちのような若い世代が自国の食文化の正しい知識や素晴らしさを知り、日本食文化に誇りを持たなければならないと感じました。そして次世代にもその誇りを伝えて行き、日本食の伝統を守り続けなければならないと思いました。

・和食はとても奥が深いものだということを改めて感じることが出来ました。毎日食べている和食だけれど、そのルーツや歴史、種類等私たちの知らないことが沢山あることは驚きでした。余りに身近なもの過ぎて、その重要性や価値をなかなか理解していないのだと思います。日本人がもっと自分たちの食文化を理解することで、更に魅力のある「和食」になるのではないかと思います。

・日本人でありながら自分の国の料理について何も知らないということに気づき反省しました。和食というものは、日本の歴史を知ることが出来、世界に誇ることのできる素晴らしいものだと再認識できました。同時に今後に残していかなければならないと責任を感じます。

・今私たちは海外の方ともコミュニケーションが取れるように、英語やその他の外国語を学んでいますが、今の学習はもちろん、食事を通しての交流も大切にしていきたいと感じました。四季があることで様々な食材に触れ、楽しむことが出来ることを素敵なことだと改めて実感しました。近い将来、和食が無形文化遺産に登録される可能性があるということなので、この素晴らしい文化を持つ国に生まれたことを誇りに思い、世界で和食の素晴らしさを少しでも伝えられるような人になりたいと思います。

・日本の食事文化に四季が深くかかわっていて、旬の食材をその季節ごとで楽しめることは素晴らしいことなのだと改めて思いました。また日本料理を知ることは日本の歴史を知ることなのだと私は思います。

・今、日本食を無形文化遺産にしようとする動きがあることを今日の講義で知った。私たちが日々何気なく食べている日本食にはそれほどの価値があるのかとしみじみ感じた。

・日本食のありがたみと大切さ、奥の深さを知るいい機会なった。この機会をかてにこれからもっと日本食のことを大切に、様々な人に伝えていければと思いました。

・和食は自然との共生ということが深く理解できました。

・普段は考えもしませんが、日本特有の四季に本当に感謝したいと思いました。

・日本人でありながら、なんとなく日本を知っているだけであって、知らないことのほうが非常のい多くあるのだなと思いました。和食とは、こんなにも日本を表し、素敵なものであったと気づかされました。

・食を知ることは自然を重んじることにも繋がると思いました。全ての料理の基である食材を作り出す自然環境とも上手に共生していくことが、食を考える第1歩なのであると思いました。

・外国の方との交流があったときには、私が和食の素晴らしいことを言いたいと思いました。

・日本が持つ素晴らしい食文化を私たち自身は捨ててしまっているような感じがしました。

・講義を聴いて和食の持つ素晴らしさを学んでみたくなりました。周りにも和食の素晴らしさを伝えていけるような仕事に就ければいいなと思いました。

・日本人でありながら、日本の食で知らないこと、知らない単語の多さに驚きました。日本食をもっと大切に、また後世に残すべきであり、是非無形文化遺産に登録されてほしいと思いました。

・私自身がどれほど日本の食文化と向き合っていなかったのかを改めて感じさせられました。普段気にすることのない食について知ることが出来、とても勉強になりました。今後も食に対して強い意識を持ち、食に対する考えを深めたいと感じました。

・日本の食文化を大切にしていかなければならないと改めて感じました。

・今回の話を聞いて家族みんなで食事が出来る機会を増やしたいと改めて思いました。

・和食が単に食べるものということだけでなく、自然との共生の大切さを教えてくれるものだということに感動しました。