2014年10月(神無月:かんなづき/October)の和食トリビア

2014/10/14

◆落鮎(おちあゆ)

 鮎は、秋になると産卵のために川を下ることから下り鮎(くだりあゆ)といい、落鮎とも呼ばれます。

鮎はその成長段階でさまざまに料理されますが、名残(なごり)の時期の落鮎は煮浸しにして味わいます。煮浸しは、秋の味の落ちた鮎を素焼にしてから薄味の煮汁で焚いて、そのまま煮汁に浸したものです。

>> 落鮎の続きを読む

 

◆名残(なごり)

 日本は、四季のはっきりした特徴を持つことから、折々の豊富な食材に恵まれています。料理では食材の味わいの変化を走り、旬、名残と表現して、その移ろいを調理法を変えながら楽しみます。

>> 名残の続きを読む

 

◆紅葉(もみじ)

紅葉は、色づいた木の葉の色を連想させ、大根と赤唐辛子を一緒にすりおろした紅葉おろし、色の良い鱈子で烏賊などの具材を和える紅葉和えなど、料理にも秋の紅葉に見立てた言葉が用いられています。

>> 紅葉の続きを読む