受験者の声

和食検定認定者の学習方法や、習得後の活用例などをご紹介します。また、和食検定基本レベル1級、実務レベル1級の認定を受けられた方を対象に、和食マスター認定バッジを発行しております。

認定者の声


がんこ岸和田五風荘 金海妙美様 | ▼有馬グランドホテル 坂本良介様 | ▼藤田観光株式会社 俵木章浩様


和食検定受検者紹介

和食検定実務レベルの認定を受けた後、和食マスターインストラクターの資格を取られ、「がんこ岸和田五風荘」の女将として活躍されている金海妙美(かねうみたえみ)さんからお話をうかがいました。

金海さん

がんこ岸和田五風荘で女将として勤務されている金海さん


Q)和食検定に取り組もうとされた理由は何ですか?
A)ちょうどお客様からサービスへの厳しいご指摘を受けて悩んでいるときにDMが届き、テキストの内容を見たのがきっかけです。テキストの目次は自分の知りたいことばかりが凝縮されていました。

Q)どのような学習をされましたか?
A)試験に受かるという目標をまず持つことが大切だと思います。早めに出社した時間や休日は1日中勉強し、テキストを何度も何度も読み返し、ノートに書いて覚えました。もっと詳しく知りたい時は、関連する本を買って読み返したり、インターネットで検索したりしました。また、1回目の挑戦では、英語の問題で1点足りずに認定されませんでした。悔しい思いが英会話を習うきっかけになりました。イギリス人の先生ですが、日本文化についてのさまざまな知識は先生にとっても興味深いものだったと見え、英訳や説明を一緒に楽しんでくれました。

Q)学習したことで役立っていることは何ですか?
A)知識が格段に増え、お客様との会話にも自信を持てるようになり、積極的になりました。また、接客ミーティングや部下に教える時にも、一緒に楽しみながら知識を増やすことができるようになり、部下も興味を持って話を聞いてくれています。

Q)和食インストラクター養成講座はどのような面で役立っていますか?
A)講師の姿勢や話し方、表情等から、聴衆を引き付ける技術を学ぶことができました。聞く側の方々が、分かりやすく、興味を持ってもらえるようにするにはどうしたらよいかを考えるようになりました。又、ハードコピーを見ながらの指導でしたが、パワーポイントを使うことも学び、視覚で訴える技術も覚えることができました。また、立居振舞いの講座では、一つ一つの動作の意味が分かり、自信を持って教えられるようになりました。また、教わったことを社内に持ち帰り、変えるべきことを変えるなど、社内のマニュアル作成にも生かしています。

Q)学習内容についてはどのようにお考えですか?
A)テキストは写真も多く分かりやすく、特に入門編のテキストはカラー版で見やすくなりました。日本語と英語が見開きに並んでいるので、英語の勉強にもなると思います。基本編、実務編テキストについては、どちらも導入前に内容を見ましたが、基本編に認定されるのは難しいだろう、実際現場で行っている事がそのまま問われる実務レベルの方が易しいだろうとは感じました。ただ、基本的なことを理解しないまま技術的な事だけ覚えればよいというのは違うと考えていますので、まずは基本を押さえる事が大切ですね。

Q)日々どのような面で活用されていますか?
A)社内の動画マニュアルに活用しております。教え方にばらつきがなく、統一感を生むことに繋がっています。プラスアルファで必要なのが知識です。接客に厚みを持たせて、お客様を楽しませる会話ができるようにするために勉強会を開き、皆で学習を進めています。基本編のテキストは辞書代わりに使っています。人に教えるときにはテキストで再確認します。実務編のテキストは、この部分を教えてあげたいと思う記述が多数あり、人材育成の為のバイブルになっています。

日 時 2016年6月5日(日)17:00~18:00
場 所 がんこ岸和田五風荘
出席者 五風荘女将 金海妙美様

インタビュー後記

五風荘様は、岸和田市指定文化財となっている2000坪の美しい庭園のあるお屋敷がレストランになっています。詳細はこちらからご覧ください。


団体受験企業様のご紹介

和食検定第1回目から和食検定受験の取り組みを続けていらっしゃる有馬温泉の「株式会社中の坊」様へお邪魔し、総務部人事庶務課の坂本様にお話をうかがいました。

株式会社中の坊

有馬グランドホテル様外観


Q)和食検定を知ったきっかけはどういったことですか?
A)案内で送られてきたダイレクトメールを見て知りました。テキストを確認させて頂いたところ、和食に携わる者として知っておくべき内容が沢山書かれており、社内で取り入れることになりました。

Q)中の坊様のお取り組みについて教えていただけますか?
A)和食検定は会社推奨の検定のひとつになっており、認定者には、テキスト代や受験料などを支援する仕組みになっています。自己啓発のために、様々な検定がある中で和食検定の認定を目標に取り組む従業員も多く、社員のみならず意識の高いパートさんも受験しています。

Q)受験者の方の声はいかがですか?
A)難しいという声はよく聞きます。特に調理部門のスタッフは、英語問題で苦労するようです。食材や調理に関する部分は問題ないのですが、試験ではトータルでできていることが求められるため、苦労しているようです。

Q)研修などへの活用はされていますか?
A)現在のところ、和食検定に向けた研修・受験対策などは実施していません。今年から新入社員への研修で和食検定入門編テキストを使った内容を取り入れ、検定の紹介及び受験の推奨をしています。

Q)学習内容についてはどのようにお考えですか?
A)テキストは写真も多く分かりやすく、特に入門編のテキストはカラー版で見やすくなりました。日本語と英語が見開きに並んでいるので、英語の勉強にもなると思います。基本編、実務編テキストについては、どちらも導入前に内容を見ましたが、基本編に認定されるのは難しいだろう、実際現場で行っている事がそのまま問われる実務レベルの方が易しいだろうとは感じました。ただ、基本的なことを理解しないまま技術的な事だけ覚えればよいというのは違うと考えていますので、まずは基本を押さえる事が大切ですね。

Q)今後お客様のために充実させていくべきことは何だとお考えですか?
A)お客様に向き合い、お客様を思う心を持ち、常にお客様を意識することだと思います。それが気づきに繋がります。私たちの仕事は料理やサービスを提供することだけではなく、そこに付加価値をつけなければなりません。その付加価値を一生懸命考え続ける必要があり、そのためには自身の知識の引き出しを沢山持つ事が大切です。和食の知識もそのひとつだと考えています。

日 時 2016年6月6日(月)
場 所 株式会社中の坊 有馬グランドホテル
ご担当者 株式会社中の坊 有馬グランドホテル
総務部人事庶務課
統括主任 坂本良介様

インタビュー後記

有馬温泉で約150年の歴史を持つ株式会社中の坊様ですが、有馬グランドホテル・中の坊瑞苑様共に、サービスの方ばかりでなく、調理場の方も和食検定に取り組んでくださっています。中の坊瑞苑様有馬グランドホテル様の詳細はこちらからご覧ください。


和食検定認定者インタビュー

2011年10月29日に実施された和食検定第1回基本レベルの団体受験に臨んだ藤田観光さんにお邪魔し、
受験後の感想を伺いました。

佐藤様 俵木様
料飲支配人 佐藤様 錦水総支配人 俵木様


Q)受験された方々は日々どのような仕事をされている方々ですか?
A)接客では宴会スタッフや和食レストラン、洋食のレストラン従事者もいます。調理は和食の調理人です。大阪太閤園では担当の課長クラスも受験しています。

Q)初めての開催で未知数の和食検定の導入をスタッフの方々はどのように受け止められていますか。
A)社内での興味関心は非常に高いものがありました。それからテキストを見てその内容の多さにびっくりしていました。日常業務をやっていればある程度できるのではないかと思っていたのが、勉強しないと出来ないテストでした。調理場は和の世界を知るいい機会になりました。

Q)受験されての感想を聞かせてくださいますか?
A)いろいろな立場(社員、派遣社員、アルバイトなど)で働いている中で、自分がどのあたりのレベルなのか、自分の力を試すことが出来ます。それぞれに役割分担がありますが、今まで能力を確かめる確認の場がなかったので良いことだと思います。

Q)受験してのメリットについてはいかがですか。
A)役に立ったという例では、なぜそうするのかという背景が分かったことで、話題が出来て会話につながり、お客様に喜ばれたという声が上っています。調理も作る技術だけでなく、お客様に献立の説明をするとき等に役立ちますし、話題を持つことで喋る 訓練にも繋がるのではないかと思います。

Q)日々仕事をしながら約400ページものテキストを勉強されるのは大変だったと思いますが、どのような勉強をされたのですか。
A)受験者に確認をしたところ、平均で2回くらいは読み込んでいたようです。自分は休みを利用して勉強しています。それから毎日朝の勤務前と帰宅後にそれぞれ30分ずつ1日1時間を毎日継続して勉強に当てました。少なくても受験1ヶ月前から読みこまないと間に合いません。

Q)和食に関する人材教育等で取り組んでいることはありますか。今後の課題としてどのようなことがあるとお考えですか。
A)人材教育では和食の作法や日本酒の講習会、正しい日本語講座などを実施しています。また唎酒師、河豚調理師、専門調理師の資格取得などを推奨しています。ただサービスに関しては、必要とされてはいながら今までおざなりにされていた面があります。ひとにぎりの人間だけが知識を持っているのではなく、皆に同じように知識を持ってもらわなければなりません。これからは食べることに対して、豊かな気持ちになれるようなサービスが必要とされるのではないでしょうか。料理に関しては本がたくさん出回っていますが、サービスについての本はなかなかありませんでした。これからは作る側とサービスする側共に同じ業務知識を持つことが必要とされますので、そういう面でも活用できると思います。

Q)今回団体受験についてのご意見をお聞かせください。
A)会場は宴会場で実施しましたが、送付されたマニュアルどおりに行うことで準備等も非常にスムーズにできました。
団体受験というシステムはとてもいいと思います。受験するスタッフはシフト性で動いているので時間に制約もあり、移動せずにそのまま仕事に入れるということは非常にメリットです。仕事に入る前の時間を有効に使うことが出来ました。

Q)今後和食検定に期待することや要望などをお聞かせください。
A)配膳会などでも導入が進むと、人材を送込んでもらうときの目安に出来ると思いますし、今後は海外の方々に学んでもらうということもあるのではないでしょうか。

日 時 2012年1月13日(金)15:00~16:00
場 所 藤田観光株式会社本社
出席者 藤田観光株式会社
料亭錦水 総支配人 俵木章浩様(第1回基本レベル認定)
フォーシーズンズホテル椿山荘東京 料飲支配人 佐藤信也様(第1回基本レベル認定)

インタビュー後記

藤田観光株式会社様では、教育面で自己啓発という取り組みを積極的にとりいれています。第1回基本レベルでは東京の椿山荘と大阪の太閤園の2会場を団体受検会場とし、41名の方々が受検されました。受験者も23歳から58歳までと幅広い年齢層となっています。 藤田観光株式会社の情報はこちら



和食検定が神戸ポートピアホテル様ブログで紹介されました

和食検定に合格