検定詳細

無題ドキュメント

和食検定は、2015年より初級レベルが加わり、基本レベル、実務レベルをあわせ3つのレベルの検定となります。実施時期は、毎年2月と10月です。2月は、初級レベルと基本レベルの2レベル、10月は実務レベルを含めた3レベルを実施します。
初級レベルの試験時間は60分、出題数は100問で100点満点中の正解率によって1級から3級までの認定をします。また基本レベルと実務レベルの試験時間は90分、出題数は200問で200点満点中の正解率によって1級と2級の認定を受けることが出来ます。問題形式はどのレベルも多肢選択方式(4択問題)です。

  • 対象者
  • 検定のレベル
  • 受験資格
  • 問題例
  • 検定実績
  • 後援団体

受験対象者

和食検定受験には、初級、基本、実務の3つのレベルがあります。それぞれのレベルの受験対象者は以下のとおりです。

1)初級レベル
和食の初心者(どなたでも受験できます)
2)基本レベル
和食の料理・食材やマナーに関心のある方(受験資格は特に無く、一般の方も受験可能)
3)実務レベル
和食の現場で部下の指導にあたる方(基本レベルの認定者)
レベル 主項目 学習内容 主な対象者
初級レベル 和食基礎知識
  • 和食の知恵「一汁三菜」
  • 和食文化と食事様式
  • 日本の地理的、気候的、海流的特性と歴史的背景
  • 地域の食材と郷土料理
  • 冠婚葬祭、年中行事、暦と和食
  • 和食を生み出す食材と料理
  • 和食を生み出す水、うま味、調味料、日本酒、日本茶、和菓子、器、箸
  • 和食の技とおもてなし、調理法、和室と和室での振舞い、食事作法
  • 和食文化の継承と食育
  • 和食と和食文化に興味関心を持つ学生や一般人
  • 和食関連の職業を目指す人
  • レストランや旅館など和食関連の職業に従事する人
  • 食育や和食のマナーに興味関心を持つ人
  • 外国人との接点を持つ機会の多い人
    • など

基本レベル 料理
  • 日本料理に関する歴史や概要
  • 日本料理の特徴や料理名の語源
  • 食材の知識
  • 料理名とその調理方法
  • 行事、しきたりと料理
  • 和食に興味関心を抱く学生
  • 和食関連の職業を目指す方
  • 和食接遇の職業を目指す方
  • 和食接遇に従事する新入社員
  • 和食に関心のある方
  • 和食のマナーに関心のある一般の方

など

接遇
  • 和食店での食卓作法
  • 器、箸、日本酒、日本茶の知識
  • 異文化の食事マナー
和食基礎英語

料理や接遇に関する基本的な英語

実務レベル 振舞
  • 着物の知識と振る舞い
  • 和室の知識と振る舞い
  • 和食店での接遇マナー
  • 和食接遇実務者
  • 接遇の教育指導に携わる方
  • 部下を持つ中堅社員の方
  • 接遇のスキルアップを目指す方

など
※あらかじめ基本レベルの認定を受けていることが必要です。

伝心
  • 接遇のチェックポイント
  • 飲食店のマネジメント
  • クレンリネスと危機管理
  • 部下の育成に向けたスキル
和食応用英語
  • 和食店での基本的な挨拶
  • 食材や料理の説明とセールスアップ

和食検定はこんな人におすすめ!

サービスの仕事に携わっている方
(レストラン/旅館/ホテル/観光関連の仕事をされている方)

  • ●和食に関する自分の知識や技術を磨きたい方
  • ●部下の指導に説得力を持ちたい方

学生(大学、専門学校、高校など)の方
 

  • ●観光やサービス業界を目指している方
  • ●和の食文化に興味のある方

調理の仕事に携わっている方

  • ●日本料理の基本的な事柄を復習したい方
  • ●料理に付加価値を付ける接客への指導をしたい方

留学生の方

  • ●海外で日本料理に携わる仕事を目指している方
  • ●日系企業で働くことを目指している方

経営者の方

  • ●社員教育でサービスレベルのアップを図りたい方
  • ●接遇に関する客観的な評価基準が欲しい方

一般の方

  • ●子供に日本古来の食作法等を伝えたい方
  • ●和食への興味関心が高く知識やマナーを身につけたい方